「お見合い・プッツン会話ではダメ」ー東京の結婚相談所・仲人ブログ

うちの32歳女性会員が、31歳で公務員、身長175cmの男性とお見合いをしました。

 

条件的にも悪くはないのですが、女性の方はお断わりでした。

 

なぜかというと、あまりしゃべらないのです。

 

これは、男性が断わられる一番の理由と言っても過言ではありません。

 

会話が続かないのです。

 

何か問いかけても、「はい。」とか「そうですね。」とか「いいえ。」というように、一言で会話が終わってしまうのです。

 

これでは女性が楽しくありませんし、気を使って疲れるだけです。

 

こういうケースは、いままでにも何度かありました。

 

条件、見た目が良くても、それではもったいないですね。

 

「風が吹くと桶屋が儲かる」 という落語の話をご存知ですか?

 

「風が吹けば桶屋が儲かる」を知らない方のために、一応説明します。

風が吹く
  ↓
ホコリが舞って目に入り、盲目の人が増える
  ↓
盲目の人が増えると、三味線を引く人が増える。(これは昔の落語の話ですから、念のため)
   ↓
そうすると三味線が沢山必要になる
  ↓
三味線を作るため、猫を沢山つかまえる(三味線には猫の皮を使ったそうです。いまは知りませんが、)
   ↓
ネズミをとる猫が少なくなると、ネズミが増える
  ↓
増えたネズミが桶をかじる
  ↓
桶屋の仕事が増える

だから、「風が吹くと桶屋が儲かる」ということだそうです。

 

そこまで、広がらなくてもいいのですが、少し話を広げる努力は必要ですよ。

 

そこまで話が広がらなくとも、せめて、一つの言葉から、2つ3つのことは連想してほしいですね。

 

例えば、「山」という言葉から、何か2つ3つの会話を作ってみて下さい。

 

どうですか?簡単に2つ3つできましたか?

 

相手の話した内容から、何かの単語をとらえて、話を膨らませましょう。

 

女性は基本的にはオシャベリですから(たぶん)、何かキッカケさえ作れば、どんどん会話がはずむはずです。

 

相槌を打ちながら興味深く聞いてあげて、ときどき、「こういうこともあるよ。」とか一言返せばまたどんどん話が続きます。

 

話が盛り上がれば、それだけで「楽しかった」といってもらえるものです。

 

さっきの続きですが、何かを見たり、聞いたりしたときに、その単語を元に連想ゲームをして発想力を養いましょう。