お見合いの心得
お見合いしても断わられてしまう人、交際になっても数回会うと断わられてしまう人がいます。
「ありのままの自分を受け入れてくれる人が現れるまで待ちます。」と言って、受身のままでいいのでしょうか?
何が原因か、どういうところを気をつければいいのかを考えなければ、そのまま続けても、同じ事の繰り返しになってしまうかもしれません。
せっかく気に入ったお相手が目の前にいるなら、自分を磨き、自分の魅力を最大限にアピールできるようにしましょう。
「ありのままの自分を」と言わず、少しカッコつけてもいいじゃないですか?
ここで、それを一緒に考えましょう?
何かヒントになれば、、、と思います。
※なりゆきではなく、自分で考えた上で行動することが大切です。
人間は一人一人違いますので、あなたがあなた自身の演出家となってみて下さい。
もしお見合いしてもなかなか交際になっていない人がいたら、まず、自分でどこが悪いのかを考えてみて下さい。
「自分は悪くない。相手が悪い。」と思うなら、それまでです。
まずは謙虚に自分自身の”棚卸”をしてみましょう。
[お見合い時の注意点]
すべては「自分を良く見せる」と同時に「相手に対する気遣い」と思って下さい。
事前に作戦を練っておきましょう。
”お見合い”は「これから付き合うかどうかを決める」ためのものですので、身元調査的なことよりも、相性や価値観が合いそうかどうかを見るようにしましょう。
[1.服装はどうしますか?]
一般的にはスーツもしくはジャケット着用ですが、幾つかお持ちなら、色はどうします。
なぜそれを選びました?
ネクタイの色は何色にしますか?
それはなぜ?
人間の印象は、まず色により変わります。
例えば、紺色のスーツに同系色のネクタイだと、誠実な印象を受けます。
反面、まじめそうで面白くなさそう、とも思われるかもしれません。
漫然と選ぶのではなく、そういうことも意識して服装を選んで下さい。
意識するだけでも変わりますが、詳しく知りたいなら本屋へ行ってカラーコーディネートの本を読んでみて下さい。
ただ、それ以前に注意しなければいけないのは
ズボンがしわになってないか?
ワイシャツのアイロンはちゃんとかかっているか?
靴はピカピカに磨いてあるか?
ポイントは清潔感です。
[2.初対面の挨拶]
なんて言うか?
自分でいくつかのパターンを考えておきましょう。
その日の天気、気温、場所、相手の仲人がついて来るかとか、いろいろな状況を想定しておきましょう。
小説で言えば「起承転結」の「起」、お笑いで言えば「つかみ」です。
自分に対して興味を持ってもらうこと、好印象をもってもらうことが目的です。
[3.喫茶店に入って、どこに座るか?]
どのテーブルがいいか?
自分で選べるとしたら、どの席にどのように座りますか?
彼女と自分の位置関係は?
どのテーブルがいいか?
自分で選べるなら、窓際がいいですね。
なぜなら、気持もいいし、話に詰まったときに外を眺めたりして間が持てますから。
もし窓際のテーブルに案内されたら、彼女をどこに座らせますか?
A.奥の方、窓際の方に座らせる?
B.手前側、外が見える方に座らせる?
それはどうしてですか?
私ならBの外が見える方に座ってもらいます。
奥に座ってもらうと、その人から見えるのは、他のお客さんやウェイトレスの動きで、あまり落ち着かないし、心地良くないのではないかと思うからです。
Bの席なら、外が見え、開放感があって相手が心地良いからです。
さらに、いい景色を自分の背景として使えるからです。
外から光が差し込んできたら最高ですね。
なぜなら、後光がさすのと同じ効果が得られるからです。
自分自身を良く見せることになります。
但し、相手に席をすすめる時に「こちらの席のほうが外が見えて気持いいと思いますので、こちらへどうぞ。」という一言を忘れないように。
勝手に自分が奥の方に座らないようにして下さい。
奥の方が上座という考え方もありますので、ケース・バイ・ケースでお考え下さい。
何か一つでも参考になることがあれば幸いです。