お見合いの時、どんな会話をするか?
くれぐれも身元調査みたいな話ばかりしないように気をつけましょう。
ここで差がつくのはあなたの引き出しの多さです。
広く浅くでいいんです。会話の糸口さえつかめればいいんです。
相手がその話題に乗ってきたらあなたは聞き役に徹っしましょう。
そのためには事前の準備が必要です。
最近話題の本や、自分が面白そうだと思った本をせめて3冊位は読んでおきましょう。
最近話題の映画のタイトルやスポーツの話題、最近人気のスポットの場所位は覚えていて下さい。
何も準備しないで行くのは、相手に失礼です。
相手を会話でも楽しませる位の気持が大事です。 接待だと思って下さい。
普段からいろいろなことに興味を持っていろいろなことを見たり聞いたりすることが大事です。
そうすれば自分自身の引き出しも増えてきます。
「まじめさ」は結婚に対しての必要条件ですが、十分条件ではありません。
普段から自分の引き出しを増やし、ある部分に関しては深いウンチクを熱く語れる位の努力をしましょう。
そういう男性を、女性は憧れと尊敬の眼差しで見てくれると思います。
もし、あまり知らない話題が出てきたらどうしましょうか?
そのときは、相手の話をうなづきながら聞いて、時々「そうなんですか~!」とか「知りませんでした。おもしろそうですね~!」とか「それでどうなったんですか?」というように、話を興味深く聞いてることを表してください。
そうすれば、会話が途切れずに、相手も気持ち良くしゃべってくれます。
そのときに楽しく聞いていることを表情にも出してください。
会話が苦手という人は表情があまり出ない人が多いようです。
接客訓練では笑顔の練習をするところもあります。自分で鏡を見て練習しましょう。
ちょっとバカみたいですけど、お見合いに限らず、今後の人との付き合いの中で必ず役に立つと思います。
優秀な営業マンは“立て板に水”のようにべらべらしゃべる人と思われがちですが、ほんとうに優秀な営業マンは、自分はそんなにしゃべらず、相手にしゃべらせるそうです。
そうは言っても、話が途切れ途切れになり、会話がはずまなくなったらどうしましょう?
ここでも事前の下調べが大事です。
天気が良ければ景色のいいところや、面白いところを歩きながら話をしましょう。
「あれ、きれいですね。」とか「あれ、面白いですね。」とか、歩いていると話の糸口が見えてきます。
雨の日はやめて下さいね。
以前、うちの女性会員がお茶を飲んだあと、雨なのに「公園を散歩しましょうか。」と言われ、
それが原因でお断わりしたケースがありますので、状況に応じて考えて下さい。
ただ、ずっと歩いてばかりいても疲れます。
次にはどうしましょうか?
今度はカウンター形式で横に座れるような店があればいいですね。
横並び、もしくは角に座って話すと、面と向かって話をするより親密度が増します。
これは心理学的に実証されていることです。